保護者の皆様へ

~お願いしたいこと~



新型コロナウイルス感染症の拡大について厳しさが増しており、上越市立小中学校等の臨時休業が5月10日まで延長されました。そんな中、保護者の皆様のお力で子どもたちが健康で安全、安心した家庭生活を送っておられることに心より感謝申し上げます。

 刻々と変わる状況に不安を覚える保護者の皆様やお子様もおられることと思います。私たちも子どもたちに会えない寂しさを抱え、子どもたちと再び学校生活を送れることを待ちわびながら、子どもたちの心と学びの保障について、休業が長引く場合や学校の再開後の取組について検討、準備をしているところです。その一環として、休業が長引いた場合の子どもたちの心と学びの保障について、『~心をつなぐ 学びをつなぐ~「つながるプロジェクト」』と称し、オンライン学習や動画サイトを活用した取組の可能性を探っているところです。本日、保護者の皆様に、この件でのアンケート調査をお願いしましたので、ご協力をお願いいたします。



さて、これから大型連休に入りますが、ご家庭でお子様が健全な成長をしていかれるために、引き続きお願いしたい点について下記にまとめました。併せて、ユニセフの「新型コロナウイルスの感染から子どもと学校を守るための新しい行動指針」も記載しました。
参考にしていただけたら幸いです。また、お子様のことでお困りのことやご相談がある方は、遠慮なく学校へ連絡いただきたいと思います。



○お子様が心身ともに、健全な生活を送れますようお努めください。
・早寝早起き朝ご飯 ・バランスのよい食生活 ・睡眠時間の確保・運動の確保
○新型コロナウイルス感染防止の正しい知識を発達段階に応じてお伝えください。
・石けん等を使用した丁寧な手洗い ・咳エチケット ・マスク着用 ・3つの密(密閉・密集・密生)を避けること
○メディア接触時間を減らして、心配や焦りを減らすようお心がけください。
・過激な情報は、不安を高めます。親子の会話の時間を増やす等、工夫していただきたいです。
○お子様とつながる機会をつくり、心の安定を図ってください。
・心が不安になると、言動にいつもは出ない不調が表れる場合があります。そんなときは、「あせらず、あわてず、あたたかく」お子様の話を聞いて受け止めて、肯定的に声をかけたり、褒めたりしてまいりましょう。
・本の読み聞かせをしたり、一緒に体を動かしたりしながら、一緒にほっとする時間をつくりましょう。


百目鬼 弘通